米Appleは、iPod touchの発売に乗じて、先発機のiPhoneの
値下げを発表している。
iPod touchは、iPhoneの販売拡大を狙った一種の捨て駒なのだろうか?
iPhoneの発売当初、取り扱い店では品切れが状態が続いたと記憶しているが、販売量を増やしたいからといって単純に増産するということはしない。
この手の商品に関して、メーカー側が意図的に生産台数を制限する戦略がとられることがしばしばある。
それは、販売の見込みが立たないからという理由でないことは、事前に予約を受け付ければいいことからも明らかだ。
この製品戦略の狙いは、出荷台数を限定することによって商品の希少性を高めることであり、純粋なマーケティング戦略のひとつであるといってよい。
当然、ブランドロイヤリティのない商品でこの製品戦略を行ったとしても、逆効果でしかなく、マーケティングは複数の要因を組み合わせることが重要なのである。
製品カテゴリーからすると、iPod touchはデジタルオーディオ、iPhoneは携帯電話という括りになりそうだが、iPhoneはiPod touchを機能的に包括する製品である。
つまり、iPod touchの代わりにiPhoneを購入するという動機はあっても、その逆はあまりなさそうに思う。
今現在、iPodを含め
デジタルオーディオ市場の成長に陰りがみえ始めているということを加味すると、iPod touchはその他のiPodシリーズに対するスケープゴートなのかもしれない。