まず福岡空港から高知竜馬空港へ飛来。
空港から市内への連絡バスに乗車し、宿泊先のホテルに向かう。
とにかく、暑い。
我が阪神タイガースが高知県の安芸でキャンプを張る意味が少しわかったような気がする。
高知県での仕事の合間に、JR高知駅周辺に広がる中心市街地の商店街を中心に散策した。
市内では土佐電鉄という路面電車が走っていて、その終着駅のひとつが「ごめん」という。
地元の人と話す機会もあり、そこで感じたのは「遠慮がちに夢を見る」人柄。
「遠慮がち」なのは「ごめん」という駅名にも現れているような、そして夢を見るのは、明治時代における自由民権運動の中心人物であった板垣退助や中江兆民、さらに志士 坂本龍馬など、スケールのでかい人物を輩出していることからも想像できる。
高知は山あり海あり川あり平野ありで、しかも温暖な気候。
そうなれば、とにかく食べるものが美味しい。
名物であるカツオのたたきを2日連続で食す。
あぁ~、幸せ。
一方、徳島県美馬郡つるぎ町、ここは典型的な山間地域で、西日本第二の高峰 剣山の登山口でも有名な場所だ。
眼下には吉野川、眼前は見渡す限りの山、そんな土地柄だからなのか人自体も少し閉鎖的な感覚を覚える。
厳しい中山間地で、高齢化する農村。
かつてはタバコの葉の生産が盛んで、吉野川を使って大阪や東京に農産物を卸し、一時期は盛隆を誇ったものの、今ではタバコの葉農家はわずか2~3軒にまで減少しているという。
訪れた当日も畑農家のご老人が役場に訪れ、できなくなった畑の借り手を捜してほしいといった相談をされていた。
聞くところによると、このところこういう相談が増えており、町としても高齢化する農家の継続する意欲をどうやって維持するのかが大きな課題になっているそうだ。
つるぎ町の農家の平均年齢は65歳以上、もはや、発展や向上ではなく現状を維持することで精一杯の現実を垣間見たように思う。
香川県についてはまた日を改めて。