さて、天神Loftの出店に関して、その動向が気になるのはINCUBE。
INCUBEは1999年に西鉄福岡駅ソラリアステージにオープン、天神地区の交通の中心という最高の立地環境を背景に、天神エリアにおけるステーショナリーグッズや生活雑貨の中核を担ってきた。
天神Loftとの競争は必至である。
以前、日本経済新聞(2007年5月17日)に天神LoftとINCUBEに関する興味深い記事があった。
その記事によると、INCUBEは、東急ハンズやLoftを模倣してつくられた店であり、その意味ではほぼLoftとINCUBEのターゲットは重なるといってよい。
天神に限定した商圏を考えたとき、天神のど真ん中にあるINCUBEに比べて、天神Loftは国体道路をはさんで天神南というやや中心から外れたエリアに店舗を構えることになり、立地的にはINCUBEにアドバンテージがあるように思われる。
ただその一方で、天神南は、このところ生活雑貨・インテリアショップの立地が目立っている。
例えば、
CASSINA IXC、
Simple styleがあり、また今年10月にリニューアルオープンした
Bivi福岡も
ACTUS、
Crastina INTER FURNITUREと別ブランドの
quiet hoursをはじめ、
dia collection、
ecoms、
ギャラリーマキハウスなど、明らかにインテリアや住空間にウエイトを置いた店舗構成に路線を変更している。
そこに天神Loftが加わることで天神南の新たな可能性も生まれるかもしれない。
ターゲットがオーバーラップしたとき、ナショナルブランドかローカルブランドか、オリジナルかコピーか、立地特性の差異か、勝敗を分ける要因は何になるのか興味深い。
しばらく両者の動きに注目したいと思う。
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