2008年06月15日
タッグでサツマイモ植え付け! 広島県三次市

担当者: 高野
カテゴリー: 中国エリア広島県
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6月12日、広島県は三次市立酒河小学校にて、サツマイモ植付けが行われました。
 快晴です。
 ここ酒河小では5月22日、小学4年生の児童23人で古代米の手植えにチャレンジしたとのことですが、この日は全校生徒での取り組みです。
 ほ場は学校から歩いてすぐの、生産者の畑をお借りしています。兵どもが夢のあと


 全校生徒といっても、100人あまりが一斉にバトルロワイヤル状態で、定植するわけではありません。
 午前中は2+4年生、午後は1+6年、3+5年がそれぞれペアとなって、力を合わせて土を掘り、苗を植えていきます。タッグマッチです。


畑での定植に先立って、体育館で学習も行われました。午後の指導員はJA三次の営農指導員橋本正道さん。パネルや苗を使って、サツマイモの歴史、料理、植え方についてきっちり15分で要領よくまとめていました。
 生徒が飽きないよう、ところどころで手を上げて発言させるなど、参加型で。授業の時間も関係しますが、生徒がガマンして聞いてられるのは最大15分と橋本さんは結論づけられていました。
 



 酒河小学校では、もともと地域の方と連携して、毎年サツマイモの植え付け体験を行っていました。
 6年生のほとんどは、今年で6回目の体験ということで、もうベテラン。この日は快晴。前日の雨で湿っていた地面も午後になると乾燥していました。その様子を見てとある児童は「午前中のうちにやってないとダメだなぁ」と腕くみして首をひねっていました。
 そんなベテランにグリーンボーイ(1年生)を組み合わせるのですから、絶妙です。
 最初はとまどっていた1年生も、次第にのめりこんでいきます。

 

一心不乱と云うのはこんな姿をいうんでしょうか?

 今回の定植法は「斜め植え」というやり方でした。ほかに「直立植え」(大きく育つ)「水平植え」(数が多い)という方法もあるのですが、橋本さんによれば「家庭で調理するのに手ごろな大きさ、量になる」との理由で「斜め植え」を採用。体育館でも、児童にきちんと指導されていました。

 3アールの畑に約200本の苗を植えて、終了…ではありません。
 近ごろはサツマイモの定植後はマルチをかけることが多いのですが、マルチ替わりにワラをしきます。
 根の乾燥を防ぐのと雑草を生えにくくするためです。一方で、葉は太陽光を浴びた方がうれしいので、ワラの間から葉を出して完了。


 完全に根付くまでの2週間ほど。晴れた日は、児童が交代でペットボトルで水をやります。後は秋の収穫までさほど手間がかからないのがサツマイモのいいところです。
 もちろん、酒河小学校ではさまざまな取り組みを並行していきます!

 

 ほ場の環境は抜群です。山並みが見え、近くには協力的な生産者がいて、自分所有の畑ではないものの、何かと目を配ってくださります。
 見るからに豊かな里山といった風情ですが、豊かすぎるようで近ごろはイノシシが20頭ほども出没するそうです。
 この程度のイモ畑なら一晩で食べ尽くされるそう。
 これまで動物の被害がほとんどなかったというだけに心配の種です。何らかの防御策を施さないといけないかも、です。
 写真の畑の向こう側に写っている立派な家は空き家だそうで、のどかに見える風景にも農村の諸問題が見え隠れしています。
 子どもたちにどこまで伝えるか? 橋本さんは考えていました。

朝顔の花が飾られていました。
 最後に、きちんと定植されているか確認していた橋本さんが「かわいいなぁ」と声をあげました。

 自分が植えた場所、という目印なのでしょうか、朝顔の花が添えられていました。


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