2008年07月11日
クワイを植えました。 新市小学校その2
担当者: 高野カテゴリー: 中国エリア(広島県)
キーワード: 福山市 / クワイ / 水田 / ならし
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広島は福山市の新市小学校レポート第2弾は、小学6年生によるクワイの植付けです。
クワイという植物および食物をボクは知らなかったのですが、おせちなんかに欠かせない縁起物とか。1回目の取材時に「次は6年生がクワイを植えます。福山市はクワイが特産品ですよ」と自信満々の山田校長に勇気を振り絞って「クワイを知りません」とカミングアウト。
そのときに「おせちにも使われているから絶対食べたことがあるよ!」と断言されましたが、今もってクワイの食感や味わいがピンと来ていません。
ですので、wikipediaなんて読んでしまうわけですが、ほほう。縄文時代から食べられとるわけですな。
クワイの植付けは、稲の手植えと手順はほぼ同じように見えました。
クワイの田んぼにラインを張って、ライン上の目印めがけて、手で植え付けていきます。クワイの種芋は、山田校長が親しくされている生産者の方から分けていただいたそうです。
広島県福山市では全国の生産量の8割を占めるほどの生産地だそうですが、新市付近はそれほど盛んではないようです。
児童に聞いてみると「調理されていないクワイを初めて見た」という声が多数。中には「クワイ自体が初めて」という子もいて、ついつい「お正月に食べたことあるはずだよ」なんて、したり顔で言うてみたりしました。大人ってずるいもんです。
124.jpg)
山田校長は新市小学校赴任以前から、教育ファームに力を入れられていました。以前はクワイ栽培が盛んな地域の小学校長だったこともあり、地域学習の意味も込めてクワイ栽培を取り入れられていました。
新市小学校では初体験のクワイ。
まずは、児童が田んぼに入って「ならし」をしました。が、皆でバシャバシャと水田に立ち入ってしまい、水が濁ってしまいました。均一にならされたかどうか、視認できない状態になり、とりあえず決行! という状態です。
027.jpg)
099.jpg)
クワイは、塊茎から出た芽が水から顔を出すぐらいが植付けのベストボジション。田に張った水が多いことと、地面が不均衡だったために、あわてて水をかき出していました。
担任の先生方は、クワイ栽培が初めてだったようでなんだかこう、心の余裕がなかったのかもしれません。子どもたちにちょっと大きな声を出してしまう場面がありました。授業の時間を割いての実習でもあり、また限られた時間の中でみんなが体験しなければなりません。厳しい声が響くのも、仕方がありませんね。
日差しも強かったせいか、体験が終わって感想を発表する機会も設けられましたが、先生も生徒も心なしかぐったりしていたようにも感じました。
110.jpg)
そんな中、クワイのベテランともいうべき山田校長は黙って、作業の様子を見守っていました。体験後、校長室でお話をうかがっていると…。
子どもたちに本当はもっとノビノビと体験させたかった、とおっしゃるではありませんか。
授業(学習)の一環であること。担任の先生も未体験ゾーンだったこと。また作物を育てるのに、真面目に取り組まれている姿勢が強かったこと。などなどを考慮すると、ああいった指導になってしまうのは仕方ない、そう理解をを示しながらも。
「もっと適当に植えても良かったんです!」と断言されました。
山田校長は、教育ファームについて「正しく農作物を作ることが目的ではない」とう立場を取っておられます。マニュアル通りに、体を動かすのもいい体験ではある。けれど、たとえ実らなくても、「どこがいかんかったのか?」ということを後で考えることもいい「学びの場」である、と。
教育者の立場からの視点がぶれていない、と感じました。また、小学校内にほ場があり、自分たちの目で毎日観察できる利点もあり、植付け時の少々の失敗はすぐにやり直せる、という利点もあります。厳しくもきちっとした指導と、それを見守る温かい目。どちらもあるから子どもたちはがんばれるんだろうな、と感じました。
農作業を通じての学びの環境は、サイコーかもしれませんね。
ただし、小学1〜6年生まで、自分たちの田畑を毎日交代で観察とお手入れをする責任もついてまわります。夏休み中も交代で田畑の手入れをするそうで、なかなか大変です。
農作業を通じて、先生・友だち・保護者などとさまざまな話題での会話が増えている効果もありますが、さらに地域の方との交流も期待されています。
各学年で植えた作物は収穫時期がまちまちですが、その都度児童による地域の方への振る舞い(交流)も企画されています。
そちらのレポートも楽しくなりそうです。
クワイという植物および食物をボクは知らなかったのですが、おせちなんかに欠かせない縁起物とか。1回目の取材時に「次は6年生がクワイを植えます。福山市はクワイが特産品ですよ」と自信満々の山田校長に勇気を振り絞って「クワイを知りません」とカミングアウト。
そのときに「おせちにも使われているから絶対食べたことがあるよ!」と断言されましたが、今もってクワイの食感や味わいがピンと来ていません。
ですので、wikipediaなんて読んでしまうわけですが、ほほう。縄文時代から食べられとるわけですな。
クワイの植付けは、稲の手植えと手順はほぼ同じように見えました。
クワイの田んぼにラインを張って、ライン上の目印めがけて、手で植え付けていきます。クワイの種芋は、山田校長が親しくされている生産者の方から分けていただいたそうです。
広島県福山市では全国の生産量の8割を占めるほどの生産地だそうですが、新市付近はそれほど盛んではないようです。
児童に聞いてみると「調理されていないクワイを初めて見た」という声が多数。中には「クワイ自体が初めて」という子もいて、ついつい「お正月に食べたことあるはずだよ」なんて、したり顔で言うてみたりしました。大人ってずるいもんです。
124.jpg)
山田校長は新市小学校赴任以前から、教育ファームに力を入れられていました。以前はクワイ栽培が盛んな地域の小学校長だったこともあり、地域学習の意味も込めてクワイ栽培を取り入れられていました。
新市小学校では初体験のクワイ。
まずは、児童が田んぼに入って「ならし」をしました。が、皆でバシャバシャと水田に立ち入ってしまい、水が濁ってしまいました。均一にならされたかどうか、視認できない状態になり、とりあえず決行! という状態です。
027.jpg)
099.jpg)
クワイは、塊茎から出た芽が水から顔を出すぐらいが植付けのベストボジション。田に張った水が多いことと、地面が不均衡だったために、あわてて水をかき出していました。
担任の先生方は、クワイ栽培が初めてだったようでなんだかこう、心の余裕がなかったのかもしれません。子どもたちにちょっと大きな声を出してしまう場面がありました。授業の時間を割いての実習でもあり、また限られた時間の中でみんなが体験しなければなりません。厳しい声が響くのも、仕方がありませんね。
日差しも強かったせいか、体験が終わって感想を発表する機会も設けられましたが、先生も生徒も心なしかぐったりしていたようにも感じました。
110.jpg)
そんな中、クワイのベテランともいうべき山田校長は黙って、作業の様子を見守っていました。体験後、校長室でお話をうかがっていると…。
子どもたちに本当はもっとノビノビと体験させたかった、とおっしゃるではありませんか。
授業(学習)の一環であること。担任の先生も未体験ゾーンだったこと。また作物を育てるのに、真面目に取り組まれている姿勢が強かったこと。などなどを考慮すると、ああいった指導になってしまうのは仕方ない、そう理解をを示しながらも。
「もっと適当に植えても良かったんです!」と断言されました。
山田校長は、教育ファームについて「正しく農作物を作ることが目的ではない」とう立場を取っておられます。マニュアル通りに、体を動かすのもいい体験ではある。けれど、たとえ実らなくても、「どこがいかんかったのか?」ということを後で考えることもいい「学びの場」である、と。
教育者の立場からの視点がぶれていない、と感じました。また、小学校内にほ場があり、自分たちの目で毎日観察できる利点もあり、植付け時の少々の失敗はすぐにやり直せる、という利点もあります。厳しくもきちっとした指導と、それを見守る温かい目。どちらもあるから子どもたちはがんばれるんだろうな、と感じました。
農作業を通じての学びの環境は、サイコーかもしれませんね。
ただし、小学1〜6年生まで、自分たちの田畑を毎日交代で観察とお手入れをする責任もついてまわります。夏休み中も交代で田畑の手入れをするそうで、なかなか大変です。
農作業を通じて、先生・友だち・保護者などとさまざまな話題での会話が増えている効果もありますが、さらに地域の方との交流も期待されています。
各学年で植えた作物は収穫時期がまちまちですが、その都度児童による地域の方への振る舞い(交流)も企画されています。
そちらのレポートも楽しくなりそうです。
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