私の街の気になりま専科? #37

2016.06.18 Life Scenes 0 Comment boff 25 views

福岡市中央区天神にある新天町商店街は70周年を迎えました。

昨年2015年は終戦70周年だったので、つまり終戦のそのときに新天町は誕生したということですね†1

 

そんな新天町のとある場所に「新天町倶楽部」という食堂があります。

「新天町倶楽部」は新天町で働く人たちのための社員食堂なのですが、一般の人たちも利用できます。

そして、「新天町倶楽部」にはなんと岡本太郎氏の作品が壁一面に飾ってあるのです。

 

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新天町創業35周年記念イベントの目玉として岡本太郎氏を招いたようですね。

新天町のサイトに以下のような記述がありました。

 

昭和56年・・・・10月24日から3日間行われた「新天まつり」はゲストとしてあの「芸術は爆発だ!」の岡本太郎画伯を招いてメルヘン広場で現代美術についてトークをしていただきました。

その後、縦0.9メートル幅1.8メートルの大きなキャンバスに赤、青、黄の鮮やかな筆を走らせ「挑む」という豪快な文字を即興で描かれ、後日そのイベントで描かれた倍以上はあるサイズの作品が新天町へと送られてきました。 (新天町の不思議を発見!「岡本太郎画伯の絵が目の前で見ることが出来るってホント?」

 

昭和56年当時の様子を伝える記事と広告昭和56年というと今から35年前、岡本太郎氏が70歳のときということになります。

70歳にしてライブペイントをするだけでもすごいですが、選んだ文字が「挑む」だったということにほとばしるエネルギーとアートに対する信念を感じずにはいられません。

 

また、巨大な書画の隣には当時の新聞広告も掲示されています。

当時の様子を伝える文章に、「角がついた鐘のような自作の立体作品をガンガンとたたきながら『打つ個所により発する音色が違う。これが芸術なのだ』と説くなど、画伯らしいステージに、通行する人の足も止まった」†2とあります。

目をひんむいて独自の芸術や感性を力説されている岡本太郎氏の表情が思い起こされますね。

 

商店街と文化がまだ地続きだった古き良き時代に思いを馳せながら、食事も楽しめる貴重なお店です。

 

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