【印象】
実際に雑餉隈に行ってみてはじめてわかったことが、西鉄雑餉隈駅前には銀天町商店街のほかに南本町商店街(地図中[2])があったことだ。
駅を出てまず出くわしたのが南本町商店街で、多くの買い物客で賑わっていた。
南本町商店街に面して「
マルキョウ」と「
まるたか生鮮市場」という2つのスーパーマーケットがあり、とくにまるたか生鮮市場のテナントがおもしろかった。
まるたか生鮮市場雑餉隈店オープンは2005年10月でまだ店舗も新しい。
ただよくわからないが2Fにはドラッグ11がこれから入るのかすでに撤退したのか、立ち入り禁止になっており、1Fのみ営業をしている。
まるたか生鮮市場の売場はスーパー本体がほとんどを占めているのだが、入り口付近から並ぶ生鮮の専門テナントのクオリティが非常に高い。
そのことは、発泡容器の濁った氷水に雑然と浮かぶスーパー本体の鮮魚コーナーの商品と比較すれば一目瞭然である。
鮮魚専門テナントの商品はそのほとんどが「丸物」で、客の要望に応じてその場で切り分けたりしている様子をみていると、スーパーの中の商店街を思わせる。
一方、スーパー本体の鮮魚コーナーには一人の客もいなかったことはいうまでもない。
さて、目的の銀天町商店街であるが、一言でいえば「ミニ川端通り商店街」である。
銀天町商店街は、どちらかというと衣料品や生活日用品の店舗が多く、商店街中ほどにあるブティックの店頭に並ぶドレスは、川端通り商店街にあるそれと酷似していた。
そもそも雑餉隈というエリアは、中洲に次ぐ第2の歓楽街といわれている(らしい)から、中洲の川端通り商店街と雰囲気が何となく似てくるのであろうか。
やや無理やり結論づけると、日用品類(買回品)は銀天町商店街、食料品類(最寄品)は南本町商店街という機能分化がみられ、買回品が中心の銀天町商店街の買い物客の往来密度が低くなるのは当然であるように思われる。
【評価】※良い:5~悪い:1
・品揃え:3・・・・銀天町商店街単独では生鮮食品が弱い
・アクセス性:4・・・・西鉄雑餉隈駅とJR南福岡駅に挟まれた商店街
・アメニティ:2・・・・「雑餉隈」というイメージが人を寄せ付けない?
・賑わい:2・・・・南本町商店街は賑わっていたのだが・・・
・ホスピタリティ:3・・・・まるたか生鮮市場前の休憩スペースはタウンウォッチに最適
・総合評価(平均):2.8・・・・銀天町商店街単独での評価かなと
【こぼれ話】
銀天町商店街の南入り口付近の通路上に写真のようなプレートが埋め込んである。
メンバーによると、福岡の人は西鉄を「電車」、JRを「汽車」と呼ぶのだそうだ。
せっかくなのでJR南福岡駅まで歩いた。
その道中「元町商店街」を抜けていったのだが、お店は1軒もなく、一体なぜ「商店街」なのだろうか、もしかしたら十日恵比寿のときだけ出店が軒を連ねるのだろうか、謎である。
銀天町商店街を歩きにいったのに、われわれは南本町商店街に目を奪われしまった。
南本町商店街がなければ銀天町商店街はとっくにシャッター街になってしまっているのではないかと思わせる。
しかし、そんな南本町商店街でひときわ異彩を放っていたのが、ブティック「巴里の朝市」である。
ここまでパリをデフォルメしたお店をみたことがない。