"taspo"のホームページよると、「未成年者の喫煙防止」がその目的らしい。
数年前から「喫煙者」の肩身は狭くなる一方である。
例えば、2003年施行の「健康増進法」の「受動喫煙防止対策」条項(第25条)において次のように定められた。
学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、官公庁施設、飲食店その他多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努めなければならない
喫煙者は公共の建物や施設などから隔離ないしは排除される存在になった。
さらに、街での歩きタバコを撲滅するために、
各自治体が条例を定めるようになり、最近ではタクシーでも完全禁煙車が登場するご時世である。
そして今回のこの"taspo"カード導入である。
いろいろと調べてみると、"taspo"カードには「ピデル」という聞き慣れない電子マネー機能が付加されている。
それをメリットに感じて申し込んだ人もいるかもしれない。
だがこの「ピデル」、タバコの自動販売機で現金をチャージできるらしいが、社団法人日本たばこ協会とJCBとによる独自電子マネーらしく、今のところタバコの自動販売機でしか利用できないらしい。
「未成年者の喫煙防止」が目的であるにせよ、成人喫煙者にとってみればわざわざ「成人識別」をしてもらうために少なからず費用を負担しなければならない。
一方で、この"taspo"システムを導入を見込んで2006年7月にタバコの料金が上げられており、すでに喫煙者からは導入費用は徴収済みである。
喫煙者としては、申込まなければ今後自動販売機でタバコを購入することができなくなるし、すでにシステムの費用を負担しているとなればますます損した気分に陥る。
さてどうしたものかと思うのだが、とりあえず申込まないでおこうと思った。
なぜなら、"taspo"が未成年者の喫煙を防止するとは到底思えない(親や大人の責任転嫁でしょ)し、むしろ街の外観を害している自動販売機こそ撤去すべきではないかと思うからだ。
したがって、今後タバコは店で買うことにすればいいという結論に至ったわけだ。
「もうタバコやめれば?」という声が聞こえるのは気のせいということにしよう。