オトナのおもちゃ

2007.03.21 Gadget 4 Comments boff 52 views

今、オトナのおもちゃがヒットしている。
「オトナのおもちゃ」というといろいろ語弊があるので、ここでは「ホビーグッズ」と呼びたい。
写真は、昨年タカラトミーから発売された「ろくろ倶楽部 」のパンフレットである。
この「ろくろ倶楽部 」は、発売から3ヶ月間で実に3万個を出荷(1セット税込みで10,500円なので3ヶ月で出荷額3億円)したことで話題となった。
そして、同じくタカラトミーから第2弾として、自宅で簡単に手打ちそばが楽しめる商品が間もなく登場するようだ(仮称「いえそば」)。

 

玩具メーカーが、本来の市場で苦戦していることは有名な話である。
その原因はいうまでもなく「少子化」である。
日本玩具協会の最新データによると、2005年度の国内市場規模(売上高)は6,975億円で、2000年度から調査を開始して以来初めて7,000億円を下回ったという。
(ちなみに上記売上高にはTVゲーム機ハード・ソフトのそれは除く)
玩具メーカーにとって「少子化」は致命的な市場環境の変化であるが、逆にこの市場変化に対して、タカラトミーやバンダイ(例えば「リトルジャマー」)などはいち早くターゲットを見直し、オトナ向け「ホビーグッズ」で成功を収めているのだ。
一方、最近のゲーム産業最大のヒット商品である任天堂「Wii」の国内累積販売台数は、2006年12月2日の発売から約3ヶ月間で約169万台である。
この爆発的なヒットの裏にはオトナ向け「ホビーグッズ」とはまったく別の要因があると思うので、それはまた次回までの宿題ということで。

 

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Reaction

  1. Pinky より:

    私は、団塊の世代ではありませんが、陶芸もそば打ちも興味深いところです。
    陶芸は過去に3年ほど習っていました。そこで、思うのは「ろくろ倶楽部」は上手く使いこなせないのではないかということです。体験、入門、おもちゃ・・・ということを考えれば十分なのかもしれませんけどね。
    指導がない環境で出来る作品には、期待が持てず、要らない物ばかりが増えてと夫婦喧嘩になったりしないか心配です(笑)
    一方、「いえそば」は材料さえ用意すれば、失敗は少なそうなので使えるかもしれませんね。
    夫が作ったそばを妻や家族が褒め称えると、昼食には夫が活躍し、家族円満となるでしょう。
    すべて個人的妄想です(爆)

  2. にゃんこ より:

    そんなに売れてたんですね、ろくろ倶楽部…。
    まあ軽~い気持ちでちょっと体験したいという程度の人にはとっつきやすいのかな。
    大人向けホニャララと言われて真っ先に浮かんだのは
    学研の大人の科学。そして見事に釣られている私。

  3. Boff より:

    >まあ軽~い気持ちでちょっと体験したいという程度の人
    だけではないでしょうね。
    どこか心の奥底で「やってみたいな~、でも、とっつきにくいな~」というニーズを見事に掴んだのだろうと思います。
    きっと、かなり粘着質なマーケティングを展開したんじゃないでしょうかね。
    しかし、ちょっと陶芸をやったことがある人間からすると、pinkyさんがいうように、すぐ飽きるか続かないかが大半ではないでしょうか?
    一方、学研の『大人の科学』に釣られてしまう人たちは、ちょっとマニア志向が強そうですな。(笑)

  4. にゃんこ より:

    >どこか心の奥底で「やってみたいな~、でも、とっつきにくいな~」というニーズ
    同じ同じ。軽~い気持ちで・・・とか書いたんですんごいライトユーザーっぽくとられましたけど、すごくやりたい気持ちが無いと1万ちょっと出したりしませんて。
    聞いてみると、実際陶芸歴長い方も買われたりしてるみたいですね。小型電動ロクロより重量軽いので持ち歩きやすいらしく、個人宅で出前教室したり等、外で実演するために購入するとか。
    ただ、やはりそこはおもちゃ。本物に比べるとモーターが劇的に弱いので、しばらくすると改造をしたくなってくるそうな。
    物足りなくなってきた人が本物のロクロを導入、粘土だけろくろ倶楽部のものを使って家で作陶を続ける…というのも多いらしいですよ。
    こういうシフトがあるなら陶芸振興のためには良いおもちゃなのかな。
    今はマニア全盛の時代ですけん!

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