明治4年の飾り山笠のスケールは衝撃的!
DDN JAPANさんの「ハウルどころじゃねぇ…明治3年の山車のクオリティが尋常じゃない件」で紹介されている博多祇園山笠の飾り山笠(?)が衝撃的な大きさで度肝を抜かれました。
想像のはるか斜め上のスケールだったので、そのことがさらによくわかるように、DDNさんの写真を拝借して、現在の飾り山笠と舁き山笠を並置し比較したのが右の写真です。
現在の山笠の写真は、縮尺が目分量なのでややアバウトですが並べてみると、明治4年当時の飾り山笠は20mはあったのではないかと推測されます。
その大きさもさることながら、飾りひとつひとつのクオリティやディテールも現在のものより手が込んでいるように感じます。
こんなに巨大で精巧な飾りをどのようにして作成していたのか?
当時の職人の技術力の高さに脱帽です。
また、山笠ナビ編集部(@yamakasa_navi)さんから次のようなリツイートをいただきました。
明治三年だと最古の山笠写真かも? http://t.co/1of8tnis
RT @Marble_Lab: 明治3年の山車のクオリティが尋常じゃない件 http://t.co/I0dazPm4 これはどこの山笠だ?! #fukuoka http://t.co/VZWWza6b
— 山笠ナビ編集部 (@yamakasa_navi) 2013, 1月 29
写真の元ソース†1をみると、明治4年(1871年)に撮影された写真のようです。
福岡市博物館所蔵の「最古かもしれない山笠写真」は、明治3年の一番山笠(標題「橋弁慶」)である可能性が高いとのことですが、明治4年に撮影された上の写真をよくみると、飾り山笠の標題は「布引瀧」と書かれています。
「橋弁慶」、「布引瀧」という標題を手がかりにすれば、どちらが最古の飾り山笠の写真であるのかわかるのではないでしょうか?
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