手作り水餃子と野草の天ぷら祭り

2011.05.07 Detox & Relax 0 Comment boff 0 view
オー!神よ!我々の命を救い給え!

 

5月5日、ひさびさに山小屋遊びをしました。
今回は、手作り水餃子と野草の天ぷらを食してみました。

まずは、piccardさん所蔵の『食べる薬草事典』を頼りに、山小屋周辺に生えている野草の採取からスタート。
単なる野草とはいえ、中毒を引き起こしたり猛毒を持った有毒野草もあるので、知識と注意が必要です。
『食べる薬草事典』で紹介されていた野草を中心に、ナズナ(ペンペン草)、ユキノシタ、タンポポ、セリ、柿の葉、ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ、ピーピー豆)、ヨモギ、ハハコグサ(ゴギョウ)、ミツバ、アザミ、スペアミント、ゼンマイ、ワラビ、クレソンなどを採取。
名前が不明な野草もあったり、ちょっとドキドキです。

 

山小屋製皮工場の過酷な労働に苦しむ女工たち

 

一方水餃子は、餃子の皮から作りました。
強力粉を水で少しずつ溶いて、パンの生地を作るように練り、ある程度生地がなめらかになったら30分ほど寝かせます。
その後、適当な大きさに分けつつ棒状にして、それを3cm角くらいに切り分けて、麺棒で丸くなるように伸ばして完成。
意外なほど簡単に餃子の皮ってできるんですな。
餃子のタネには、採取したクレソンと実験的に一部スペアミントを混ぜてみました。
ひたすらに餃子を作ること約200個・・・・今から思うと、これだけの量を10人で準備して、とくに混乱もなく終わったのは奇跡ではないか!?

お待ちかねの実食です。

 

 

まずは水餃子からいただきましたが、手作りした皮がもちもちでおいしいかったです。
ただ、スペアミントを混ぜた水餃子は評価が分かれましたね。
そんなに大量に入れたわけではないのに、ミント特有の清涼感と青臭さが口いっぱいに広がります。
古賀の旦那さんのお告げ通り、全部に入れなくてよかったと思いました。
そして、昨今の情勢を生き抜くための野草天ぷらです。
確実にNGだったのはヤハズエンドウ(ピーピー豆)。
とにかく固いという感想で、どうやら前処理が必要だったみたいですね。
それ以外はすべて美味しかったです。
とくに、ユキノシタ、ヨモギ、タンポポ、柿の葉は独特の食感と風味が美味でした。
柿の葉は、若葉のときでないと食べれないので今の時期だけだと思いますが、どこか懐かしい素朴な風味がたまりません。
またヨモギは変なエグ味もなく、ヨモギ本来の香りと天ぷらにすることでなぜかモチっとするので、まるでヨモギ餅を食べているような不思議な感じでした。
あとは、アザミが美味しかったという話でした。
ヨモギやタンポポは街中でも普通に見つけることができますし、非常時には重要な食料源になることを認識したのでした。

 

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